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7月の始めころの事
スイミングスクールから電話がかかった、息子が何かを踏んで足の裏を切ったらしい
ちなみに驚いたけど…受付の人に、家に電話をしておいて下さいと自分で言ったようだ
「まぁ大袈裟にねぇ~わざわざ有難うございました」
しばらくすると帰ってきた
どうやら負傷したのは左足、それが一目瞭然ってな動きでエレベーターから降りる
クロックスにティッシュを敷いて、絆創膏は貼ってもらってるようだった
が、その段階で
ギョッ えらい出血が酷いな… とは感じた
痛い痛い歩けん歩けんを何百回言ったか… 寝りゃ治るよ! と私に言われ渋々寝た
翌朝も異様なまでの痛がりようで、3日後に控えるソフトボール大会も出れそうにないとまで…
え??マジで??そんな…あんなに頑張って休まず頑張って練習してきたのに??
とりあえずドタキャンなんて事になっては大変だから、監督にだけは連絡した
「病院の結果を教えて」 と言われ…
へ?病院に行けと?足の裏を切ったぐらいで?
なんせ寝りゃ治るって言ったぐらいだから自然治癒のみを目指していた…
他の友達なんかに話してみたけど、どうやら病院には行くべきのようだ
しかも念のため大きい病院が良いよって言うから…
夕方、学校に迎えに行き…車で15分ぐらいか…大きな病院に到着
当然ながら予約がメインだろう待てど待てど順番は来ず…近所の外科に行くべきだったか…
ようやく呼ばれて診察室に入る
若いイケメンの先生は息子の足の裏の傷を見て 「あ~これは意外に深そうですね…」
中を消毒するという攻撃的な発言に息子は先生に
ドンナコトヲスルンデスカ 質問の嵐
息子からすれば傷の内部をどうやって消毒すんじゃーっ こんな気分だったろう
先生は息子を思って言ってくれたんだと思うけど…
「クスクス… 大丈夫、麻酔するけ~痛くないよ!」
ま、ま、ま、麻酔??
麻酔?ち、ち、ち、
注射? しかもクソ痛い傷周辺に?
冗談じゃねぇーっじゅーぶん痛い傷口に注射打つなんて断固拒否の体制を緩めない息子…
先生… 「クスクス…わかったわかった!注射はやめるよ、クリームの麻酔にしとくよ」
先生さんよぅ~ よーよー
そんな画期的なもんがあるんなら最初っからクリーム塗ってくれりゃいいじゃねぇか
私もそう思った もっと強くそう思ったであろう息子は安心したらしく質問の嵐こそ止まらないが
傷口から目を離し言われるがままに治療台の上に横になった
プロはその瞬間を見逃さねぇ先生は看護士さんにアイコンタクトを送り、さっきのデカイ麻酔注射器を持って来させた
息子の周りに人数増やして取り囲み 「塗るね~」 と言いながら麻酔をブスリ
痛みに悶絶しながらも暴れる息子…
しばし診察室は大騒ぎになり、隣の診察室からも応援が駆けつけてくれることに
私が見た限り太い注射針を3回傷の内部にブスブス刺してあったぞ 息子よ偉かったな…
最初の難関は突破した
ド素人の息子はプロの先生に向かって 「レントゲンとった方がいいと思います」 と指示まで出し
先生 「クスクス…教えてくれて有難う クスクス… レントゲン行っとこう」
車椅子に乗せられた息子を別の階のレントゲン室まで運び
全身汗びっちゃこの私達は少し落ち着く
レントゲンも終わり再度呼ばれるのを待つが… あとから解ったけど最後に回されたようだ
そして新たなる衝撃が待っていた
可愛い息子の足の中にハッキリクッキリ映る
異物ギャーなんじゃこりゃー 
全ての患者さんを終わらせたのは、ここから始まる摘出手術の為だった
どんな事をするのか更なる質問の嵐が続き、バカウケの先生にマジな息子
「お母さんは出ときましょうか~」 と言われた きっと見ちゃーおれん図なんだろうな…
息子に対する激励の言葉が大声で飛び交い 「うわぁーうおぉー」 と叫ぶ息子の声
「も~ちょっとじゃ頑張れ!」 ぎゃーぎゃーぎゃーぎゃー と続き、最後は全員で
「出たぁぁぁぁ~」 カランッ え?お産?
私も入室を許され、そこで見せられたのは大きめの大豆ぐらい1.3センチのガラスのような物体
こりゃ痛いわ、動く度に中でコイツが動いて痛かっただろうに…
寝りゃ治るとか翌日の夕方まで放置したり根性でソフトボール出ろとか…
ずびばぜんでじだ
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